岩壁 茂編

カウンセリングテクニック入門
プロカウンセラーの技法30

A5判 312頁 定価(本体2,800円+税) 2018年9月刊



ISBN978-4-7724-1642-9

 優れたカウンセラーはカウンセリングでどのような工夫をしているのか? カウンセリングテクニックをどのようにトレーニングすればいいのか?
 聴く=傾聴、観る=観察、見立てる=アセスメントなどカウンセリングの基礎となる6つのベーシックモード、臨床の正否を分かつ戦略的な24のコアテクニックで、実践に使えるカウンセリングテクニックを身につけよう! テクニックの選択基準は、学派・理論の別を問わず臨床領域において求められるスタンダードスキルであること。1つのテクニックを巡っては、@「テクニックの概要」、A「テクニックの解説」B「ケーススタディ」という3ステップでテンポよく解説する。
 対談「カウンセリングテクニックを実装/検証する」から各論考まで名カウンセラーがその名を連ね、初学者にもわかりやすい解説を試みた、実践本位・公認心理師時代のためのプロフェッショナル・ガイド!

おもな目次

1.対談

  • カウンセリングテクニックを検証/実装する 岩壁茂+平木典子

2.カウンセリングテクニック入門

  • カウンセリングテクニックの「前提」 岩壁 茂
  • カウンセリングテクニックの「訓練」 平木典子

3.カウンセリングの「ベーシックモード6」

  • 聴く=傾聴 諸富祥彦
  • 観る=観察 信田さよ子
  • 組み立てる=アセスメントからケースフォーミュレーション 藤岡淳子
  • 触れあう=「今ここ」での関係 福島哲夫
  • 繋げる=理解から行動へ 松見淳子
  • 伝える=変化と指示のためのコミュニケーション技術 原井宏明

4.カウンセリングの「コアテクニック24」

  • ★ステージ1−カウンセリングを始める
  •  インテークセッション・スキル―出会い・始める技術 神谷栄治
  •  ジョイニング―協働作業を始める 野末武義
  •  パラフレーズ・リフレクト・サマライズ―問題を設定する 藤生英行
  •  リフレーミング―問題をいったん整理する 青木みのり
  •  治療動機を発掘するために―動機づけ面接が教えること 岡嶋美代
  •  ミラクルクエスチョン―「ありえない空想」の現実化 若島孔文
  •  治療目標―「できたらいいな」を現実に 菊池安希子
  •  危機介入―自傷・自殺・他害の防波堤 小澤康司
  • ★ステージ2−カウンセリングを深める
  •  非言語コミュニケーション―観察・アイコンタクト・表情 春日武彦
  •  自己開示―カウンセラーの内的体験の活用 遠藤裕乃
  •  間接暗示―指示を示唆する技術 大谷彰
  •  感情アプローチ―猛る感情にアクセスする 柴山雅俊
  •  直面化confrontation ―関係を転回する 妙木浩之
  •  認知再構成―認知のストレッチ 神村栄一
  •  解釈―共同注視の延長として 岡野憲一郎
  •  エンパワーメント/レジリエンス―回復力と折れない心 松嶋秀明
  • ★ステージ3−カウンセリングを広げる
  •  変容プロセス―変容のための段階設定 前田泰宏
  •  トラブル解決―行き詰まったセラピーを超えて 岩倉拓
  •  エクスポージャー―あふれる刺激に順化する 吉田博美
  •  クライエントのソーシャルスキルを育む 野坂達志
  •  行動活性化―行動レパートリーを豊かにする 兼子唯+鈴木伸一
  •  セルフモニタリング―自分で自分を知る 三田村仰
  •  終結―終える技術 杉原保史
  •  セラピストのセルフケア―バーンアウトを防ぐ 落合美貴子