臨床心理学 第17巻第2号


特集 知らないと困る倫理問題


B5判/160頁/定価(本体1,600円+税) 2017年3月


 
 
定期購読

特集:知らないと困る倫理問題

1 総論:問題解決のジレンマとしての倫理問題

  • 倫理から読み解く問題解決のジレンマ:橋本和明
  • 障害とともに生きる:熊谷晋一郎
  • 秘密保持と心理臨床活動:川島ゆか
  • 心理職の訓練・養成における倫理:慶野遥香
  • 研究をするときに最低限知っておきたい研究倫理:宮普@昭

2 知らないと困る倫理問題Q&A

医療・保健領域

  • 当事者・家族を傷つけない発達障害説明と倫理問題:田中康雄
  • 臨床現場でのインフォームド・コンセントをどう考えるか:北村俊則
  • 心理検査の結果をどこまで本人/関係者に伝えるか―心理アセスメント:小海宏之
  • 子どもに病名と事実をどう伝えるか―小児がん:小池眞規子
  • 人の意思決定に関わる文脈をどう考えるか−遺伝離床:後藤清恵
  • 認知症のある人の権利を侵さずその意思をどう家族に伝えるか―認知症ケア:風間雅江
  • 終末期患者に事実をどう伝えるか―ターミナルケア:新城拓也
  • 当事者不在のなかで家族に依存症の事実をどう伝えるか?―アディクション:奥田由子
  • プライバシーを遵守した家庭訪問のために何が必要か―アウトリーチ:小林 茂

学校・教育領域

  • いじめ解決において加害者の家庭背景にどこまでアプローチするか―いじめ加害:新井 肇
  • いじめ解決において被害者のプライバシーをどこまで守るか―いじめ被害:吉田圭吾
  • 学校組織を守るための倫理とは何か:良原惠子

福祉領域

  • 子ども虐待によるトラウマにアプローチする時機をどう判断するか:田附あえか
  • 里親・里子関係をどのように伝えるか―告知(telling):津崎哲郎
  • 社会的養護を要する子どもの情報をどう開示するか:内海新祐

司法・矯正領域

  • DVを逃れた母子と父をどう安全に出逢わせるか―面会交流:山口恵美子
  • 懲罰と教育の境界をどう考えるか―加害者教育:門本 泉

産業・組織領域

  • 組織の論理とクライエントの利益をどう折り合わせるか―労働者とメンタルへルス:割澤靖子
  • 障害者雇用と一般就労の分岐点をどう判断するか―障害者の「働く」を考える:鈴木晶子

投 稿

  • 原著論文
  • 高機能自閉症スペクトラム障害を持つ成人が自己理解を深めるプロセスに関する質的研究:高岡佑壮

連続講座

  • たのしいからだ―地上環境の身体論(6) 「たべるからだ」:野中哲士

リレー連載

  • 臨床心理学・最新研究レポート・シーズン3(6) 「最近接領域の現象学―臨床経験はどこまで拡張できるか」:稲垣 諭
  • 主題と変奏―臨床便り(25) 「「居場所づくり」とひきこもり臨床実践」:松浦幸子

書 評