わかりやすいMMPI活用ハンドブック
施行から臨床応用まで
第1章のポイント
Ⅰ はじめに
Ⅱ MMPIの誕生と発展
Ⅲ 臨床心理検査としてのMMPI
Ⅳ 日本におけるMMPI
第2章 MMPIの施行と結果集計:井手正吾
第2章のポイント
Ⅰ はじめに
Ⅱ MMPIの施行とは
Ⅲ 用具・検査形式
Ⅳ 結果集計
Ⅴ 追加尺度等の結果集計
Ⅵ 最後に(手作業の勧め)
第3章 臨床的解釈の基礎:荒川和歌子
第3章のポイント
Ⅰ はじめに
Ⅱ 基礎尺度(妥当性尺度+臨床尺度)は何を表しているのでしょうか?
Ⅲ 主な指標は何を表しているのでしょうか?
Ⅳ 追加尺度は何を表しているのでしょうか?
第4章 臨床的解釈の進め方:荒川和歌子
第4章のポイント
Ⅰ はじめに
Ⅱ “妥当性尺度が山型で多くの臨床尺度が上昇した症例”を解釈してみましょう
Ⅲ “妥当性尺度が谷型で典型的なプロフィールパターンが見られた症例”を解釈してみましょう
第5章 症例呈示
第5章のポイント
症例1 潜在的な解離性障害の事例―陽性解離症状出現前のプロトコル:福井義一
症例2 激しいDVによって発症したPTSD症例:岩井圭司
症例3 第8尺度が高く,不安障害および解離性健忘を認めた一症例:大橋恵美
症例4 F尺度・第8尺度の極度の上昇を認めたうつ病エピソードと解離性健忘を有する一症例:大橋恵美
症例5 F尺度が極度に上昇し「パラノイドの谷」がみられた解離性遁走の一症例:沼田亜沙子
症例6 第5尺度と第8尺度が高い,統合失調症の一例:藤澤麻弥子・徳田朱莉
症例7 F尺度が極端に上昇しパーソナリティ障害が疑われた適応障害の一症例:藤澤麻弥子・徳田朱莉
症例8 第7尺度が高く妥当性尺度が下降型の不安・緊張を表現できない適応障害の一症例:岡村修一・徳田朱莉
症例9 L尺度が高い心理療法終結直前のうつ病の一症例:岡村修一・徳田朱莉
症例10 第4尺度,第6尺度の上昇を特徴として,被害妄想により社会生活に困難さが認められた統合失調症の一症例:工藤睦美
第6章 テスト・バッテリーの意義
第6章のポイント
MMPIとロールシャッハ・テストのテスト・バッテリーからみた解離性障害の病理:野呂浩史・荒川和歌子・井手正吾
境界性パーソナリティ障害患者へのMMPIとロールシャッハ・テストによるテスト・バッテリーの一例:小川真紀
MMPIとロールシャッハ・テストとの比較およびテスト・バッテリーの意義:青木佐奈枝
第7章 研究紹介
第7章のポイント
研究1解離症状を有する患者のMMPIプロフィールの特徴―青年期不安定群ならびに統合失調症群との比較から:荒川和歌子・井手正吾・野呂浩史・本間美紀
研究2解離性障害患者のMMPIプロフィールの特徴―統合失調症との比較検討を含めて:荒川和歌子・井手正吾・野呂浩史・森祥子・本間美紀・小川真紀
研究3外傷後ストレス障害(PTSD):岩井圭司
第8章 MMPIにおけるコンピュータ援用:井手正吾
第8章のポイント
Ⅰ はじめに
Ⅱ MMPIにおけるコンピュータ援用の歴史
Ⅲ 自家製の採点簡易システムプログラム
Ⅳ コンピュータ援用のひとつのシステム,Project MI&MiW
Ⅴ さいごに
索引
編者略歴
著者略歴